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土木

新大阪駅27番線ホーム増設鉄道が街が生まれ変わる

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鉄道が街が生まれ変わる

1964年に誕生した新大阪駅は、段階的に整備がすすめられ、1975年に3面6線(21~26番線)にホームが増設されました。さらに、南北に準備されていた路盤のうち南側の1線を利用して、1985年に20番線が増設されました。そして、東海道新幹線輸送の弾力性向上等を目的に、残る北側の1線を利用して27番線が増設されることになり、2008年に当社はその工事に着手しました。

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新設する27番線ホームは新御堂筋(国道423号)との交差部分に新たに設置するため、ホームとなる鋼製の桁を道路上空にかける必要がありました。「送り出し架設工法」という施工方法を採用し、駅の博多方にあらかじめ長さ105m、重さ約480tのホーム桁を作っておき、その組み上げた桁を少しずつ東京方に送り出していきました。安全確保のため、新御堂筋を夜間通行止めとし、130mに渡り慎重に桁を水平移動させ、所定の位置で降下させる方法で、6回に分けて施工を行いました。 綿密な工程調整と万全の安全対策を施し、関係者一丸となって工事をすすめ、2013年3月16日のダイヤ改正日に27番線ホームは無事開業を迎え、新大阪駅が新たに生まれ変わりました。

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