WORKS04

建築

東海道本線御厨駅新設社会基盤を創る責任感とともに

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社会基盤を創る責任感とともに

静岡県磐田市に位置し、東海道本線袋井駅と磐田駅の間に新設される御厨(みくりや)駅。地元住民の間で駅設置の要望があり、JR東海、磐田市、土地区画整理組合が基本協定書を締結し、駅の設置が決定しました。周辺には工場などが多く立地し通勤利用が見込まれるほか、サッカーJリーグジュビロ磐田、ラグビートップリーグヤマハ発動機ジュビロのホームグラウンドのヤマハスタジアムが近隣にあり、イベント開催時には多くの人が利用する駅となります。

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この工事は、新幹線と在来線の線路上空に橋上駅舎及び自由通路等を新設する難易度の高い工事です。新幹線の線路上空にかける自由通路をあらかじめユニットとして組み上げ、650tクローラークレーンを使用して桁を架設する工事を行いました。台風接近などによる2度の順延を経ての施工となりましたが、万全の体制と準備のもと桁架設工事は無事完了しました。駅前広場や周辺道路の整備は土木部門が担当し、建築と土木の両部門が連携し、一体となって工事をすすめました。
磐田市のみならず静岡県西部地域全体の期待が高まる中、安全を最優先に着実に工事をすすめ、2020年3月14日に御厨駅は無事開業を迎えました。

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